神戸新聞
▼三浦 右の芸術 FK2得点 神戸3連勝
前半9分、ゴール正面から放った三浦のFKは相手守備の壁を越えて弧を描いた。水戸のGK武田は一歩も動けず、ボールはホームのサポーターが待つゴールへ吸い込まれた。主将の右足が、神戸を1999年以来の3連勝に導いた。
感触はつかんでいた。試合前は必ず居残ってFKの練習をする。20日の最終調整ではそのほとんどを枠の中に入れていた。自信を深めて臨んだ試合で、最初のFKは前半1分、正面右寄りからゴールポストを直撃した。「入ったと思ったのに。練習になった」と苦笑いした一撃が先制点につながった。
さらに同42分には、「コース、弾道、スピードともパーフェクトに近い」と自画自賛する芸術的なFKをゴール左隅に突き刺した。リーダーの活躍に3点目を決めた朴康造は、「きょうはアツさん(三浦)のFKが大きかった。すごいね」と絶賛した。
昨季から続く両アキレスけん痛で、完全合流はグアムキャンプ途中からと出遅れた。まだ万全とは言い切れないが、「最近は体調がよくてFKの練習もできるようになって、いい感覚を持っている」と存在感は増してきている。
「結果がついてくればチームはいい方向に向かう」と三浦。ただ、「目標はJ1復帰。しっかり足元を見てやっていきたい」と気を引き締めた。
神戸・村瀬(Jリーグ初ゴールを決め)「3年目にして初なので、うれしかった。頭が真っ白。ディフェンダーが2人いたので、裏に出たら得意のボレーで打てた。満足せずに、FWやっている限りは点をとっていきたい」
ニッカン
▼神戸3連勝2位浮上、三浦FK2発
神戸MF三浦が、ワールドクラスのFK2発で3連勝を引き寄せた。水戸戦の前半9分にゴール正面から右足でたたき込んだ。GKが1歩も動けない抜群の切れ味。さらに同42分にほぼ同じ位置から得意のナックル弾を突き刺した。三浦は「昨日の練習でいい形で蹴れていたので」と決めて当然の顔。前半2分にはポスト直撃のFKも放っており「FKハットトリック」さえも予感させる圧倒的な存在感だった。試合も4−0で大勝し3連勝で2位に浮上。バクスター監督も「三浦のFKは『これは入るぞ』とベンチで言っていたんだ」とご満悦だった。
▼J2神戸遠藤、かかとの手術で長期離脱
J2神戸MF遠藤彰弘(30)が、古傷の左足かかとの治療で長期離脱することが21日、分かった。すでに東京都内の病院で手術を行っており、10日程度の入院を経て、今後はリハビリに努める。遠藤は開幕に合わせて調整していたが、古傷の状況が思わしくなく、これまで出場を見送っていた。安達GMは「本人と相談して決めた。中途半端な状況は良くないので、しっかりと治して後半戦に帰ってきてほしい」と話した。復帰は7月になる予定。